つまりこの辺一帯は縄文人が住んでいたのである。目の前には住宅が並んでいるが、当時多摩川が流れていて、女達が鮭などを捕っている。後ろは森林だ、子供がドングリ、栃の実を拾いあつめていた。男達が狩りから帰ってきた、獲物はイノシシだ、私には見える?なんだか懐かしい感じがする。
遠くをみれば富士山が煙りをあげていた。「さ、行こうか」と家内が言ったので「そうするか」と林を出ようとしたとき、風に乗って「またこいよ」と言ったような気がした。思わずふりむいた時、縄文人の家族が手を振っていた。そして私は「また来るよ」とつぶやいた。家内が「何か言った」私は別にと答えながら2500年前の同じ空を見、風を感じながら縄文人と一体になれたような楽しい時だった。
古天神公園遺跡。ここに布多天神が有った
下布田遺跡。きっとこんなドングリをパン状にして食べていたのでは
これが多麻郡の起こりの苧麻(からむし)です。この茎が麻の元になります。
古墳時代後期の円墳あと。品川道沿いに円墳が沢山あったが、開発で消滅してしまった。
次は多摩川から狛江<続く>

